たまにはどうでもいいことでも、しないと続かない
黒金が終わって僕のDTM歴も2年になりました。この一年間は特にどうでもいいものしか作ってこなかったような感じがします。
「テクノのライブセットを作る」っていうのをやり始めて作っては消して作っては消してを繰り返していてまだまだなんか見えてきてないです。
最近だとdrum rackに空のrackを作って大量のmidiトラックでmidi情報を受け取り、まとめて音源のあるmidiトラックに送る形を検討したりとかしてます(メジャースケールにするため)。Pushでのdrum rackの操作が好きだからシンセトラックでもできるようにしちぇみたいな。。。音色の切り替えとかキューの切り替えとかができたら完成しそうです。
ダウンロード無料、内部課金も無いテクノ制作アプリ【Hook】
何となく新着appを見ていたら良さそうなアプリがあって、弄ってたら良かったので紹介したいと思います。
Retronyms Inc「Hook for iPhone - Live DJ and Mashup Workstation」
https://appsto.re/jp/QtSHab.i
このアプリは簡単に説明すると、Ableton liveやGarageBandのlive loopsのようにオーディオを貼り付けてループ再生させるアプリです。似たようなアプリは無料アプリも含めて色々あるのですが、このアプリは内部課金無しで機能が多いのでオススメです。
(似たアプリはGarageBandの他にRemixlive、LP-5などがあります。それぞれに良いところがあると思うので、もし興味が出てきたのなら他のアプリもインストールしてみると良いかもしれません)
内部課金無しとはいえ、このアプリを作ったメーカーはAudioCopyというiPhoneでDTMをするのに欠かせないアプリを作ったメーカーで今後のサポートなどでも期待度が高いので是非一度インストールしてみてください。
[特徴]
他の似たようなアプリにはないこのアプリの特徴は主に3つあるので説明していきます。
1.内部課金無しでいける、豊富なオーディオファイル共有方法とオーディオ入力方法
オーディオファイル共有方法はAudioCopy、iTunes、Spotifyの3つなのですが、AudioCopyを使えばさらに方法を増やすことができるのでこのアプリを使うならAudioCopyも使うことをオススメします。AudioCopyの説明は省きたいので簡単にどういうことができるようになるのか説明すると、大手メーカーのサンプルパックを使えるようになったり(これは課金)Soundcloudのフリーダウンロード作品を使えるようになったり他のiOSアプリからファイルを共有できたりします。
オーディオ入力方法は内蔵マイク、イヤホンマイク、オーディオインターフェース、inter-app audioなどです。inter-app audioはloopy(課金)などの録音アプリ(条件が多い、inter-appは苦手で説明出来ないですごめんなさい)を経由することでaudiobus(課金)対応アプリとも共有することができます。
2.マッピングができる
これは本当にすごいです。操作がもっと楽になりますよね。そして色々できるようになりますよね。
3.独自の演奏方法、クロスフェーダー
横フェーダーが付いています。めっちゃ楽しいです。abletonにもクロスフェーダーはありますがabletonよりもiOS向けにアレンジされていて使いやすいです。
例えば、テープストップを使用した後、クロスフェーダーが自動でAからBに切り替わります。同じトラック上にAに選択されているクリップがあってBに選択されているクリップがないとき、Aに選択されているクリップはクロスフェーダーを切り替えても再生は続きます。すごい便利です。
[まとめ]
他にも機能はたくさんあります。同期に関してはLinkが使えて、トラックエフェクトもあり、マスターエフェクトには外部エフェクターとしてinter-app audioのエフェクトを使えるみたいです。録音もアプリ内でできるのでAudioCopy経由でiPhoneから直接Soundcloudにアップロードできます。まだ全部見れてないと思うのでまだまだありそうです。
不満な点は不安定になりがちなinter-app対応でaudiobusが非対応なところです。
ダウンロード無料も内部課金もありませんので是非試してみてください。
iOSのDTMを勉強する人のためのメモ初級編
※DTMを少しでもかじったことのある人向き
調べるときにいろいろごっちゃになって分からなくなった経験があるので、どういう規格があるのかを並べていき利点欠点一口メモだけを書いていく
詳しいやり方などは別のサイトへ
初級編(CLOCK)
☆iOSアプリ間、他の端末のアプリ、PC上のDAWなどを同期するための規格
1.Ableton Link
最近できた規格。ネットワーク上の端末でクロックを共有したりiOS端末の中のアプリ同士でも共有できる。
BPM固定でネットワークが安定しているなら揺れない。Audiobusが採用しアプリ間ではもっとも簡単なクロックの規格になっている。ホストがないところもいい。
BPMを動かすときにちょっとブレが大きいので気になる人には気になるかも。公衆Wi-FiとかライブハウスとかのWi-Fiとかではブレるのでルーターなどの接続機器を持っていかないといけない。
次のVirtual MIDI / ネットワークMIDIと同じで、ハード機材やネットワークに繋がっていない機材でもMIDIインターフェース経由でLink to MIDIとかネットワークCLOCK OUTとかsynckontrol for monotribeとかでなんとかなるのとネットワークに繋ぐ方法はいくらでもあるのであとは工夫。
MIDIを使って同期規格。MacのCore MIDIのiOS版。ネットワークMIDIと言ったらこれ、もうネットワークMIDIはあだ名みたいなもの。MIDIインターフェースでもこれ。
アプリ間では馴れればDAWの設定と似ているので楽、安定、BPMを変えても滑らか。
ネットワークでは苦、接続するケーブルの種類やネットワークの速さ依存。テンポディレイで人が死ぬ。普通だけどホストを決める必要がある。
一周するように繋げると倍速になったりする。WindowsではCore MIDIに似たソフトが元から入っているわけではないのでrtpMIDIというフリーソフトを入れる必要がある。androidでも使うことができるようになったとか。
3.Wist
KORGのBluetooth同期規格。BluetoothなのでiOS端末間のみ。使ったことはないので詳しくは分からないが搭載されているアプリが少ないのが欠点。iPadではわりとある。iPhoneではWistとVirtual MIDIどちらも対応しているアプリがloopyとiELECTRIBEぐらいしかないので使いづらかった。今はLinkがあるのでiPhoneしかもってなくても使う機会があるかもしれない。
その他はoscと独自規格なので略
最強機材MX-1とネット配信(メモ書き)
MX-1はWindowsPCに接続した場合、通常18in18outのWASAPIのオーディオインターフェースとして認識される。
他のメーカー製のオーディオインターフェースだとASIOで認識されるのが普通。ASIOだと音がよくレイテンシーが少ないのでみんなASIOは良いけどWDM、WASAPIは駄目とか言ったりしてる。
だけど、ASIOは一つのドライバーに対して一つのソフトしか接続できない弱点があるので、二つ目のソフトに音を送りたいときは別のインターフェースを用意しないといけない。Mac、ASIOないとか楽でいいなとか思ってたけどASIO 4 ALLみたいであんまり変わんないみたい。めんどくさいし、できること増やすにはもっといろいろ増やさないといけない。PCの音をモニタリングして音量調節してから流したり、Skypeの音を流したり、Skypeの相手にもBGM流したりSkypeに送る自分の音にすぐにミュートかけられるようにしたり、DAWの音を流したり、その様子を配信したり普通は不可能。。。
MX-1なら全て可能。
ASIOではなくWASAPIで動く。
DAWを使えばいろいろ設定可能。
sendとか最早そのために生まれてきたと言っても過言ではない。
いろいろできるが応用でMIDIコントローラーが必要になるのでnanoKONTROL2などのコントローラーがあると良い。nanoKONTROL2だけで十分いろんなことができる。DAWは付属のableton Live liteでも大丈夫だと思う。(未検証)
簡単な設定例
「DAWとMX-1」
MX-1をEXTERNALモードにする
サンプリングレートは下げておいて問題ないはずなので下げておく
aux sendルーティングをプリセンドにしておく
3/4を連結させておく
PCと繋ぐ、マイクを1、2に繋ぐ、aux sendと3/4を繋ぐ(ギターは直接繋げないので工夫する)
3/4をミュートする
DAWを開く
DAWのいつもの設定でASIOインターフェースとして認識させる
MX-1をMIDIコントローラーとしても使うのでMIDIの設定をする、MX-1のinのリモートをオン、outの同期をオン
MX-1上にキュー専用トラックとアウトプット専用トラックとSkype用sendトラックを作る
①PCをミュートにしてDAWのCueのボリュームをPCのフェーダーにアサインする
②Skype用sendトラックは一つか二つ作れるのでMIDIコントローラーを持ってない場合はマイク用と他の音用と二つ作っておいても良い、二つ作る場合Cueと似た用にUSB2、3をミュートにしておく
③auxとselectでauxの設定をする、USB2、3のみ100で他は0、sendのつまみはSkypeに送る全体の音量の調節として使う
DAWのアウトプットはUSB4(15/16)、キューはPC(17/18)にアウトプット
DAW上にsendトラックを二つ作りSkype用send(11/12、13/14)に送る
DAWのsendトラックのフェーダーをSkype用sendのフェーダーにそれぞれアサインする
「PC、Skype、配信ソフト」
PCの再生デバイスの設定でPCにアウトプットする
Skypeの通話の設定で3/4からインプットさせてDIGTALにアウトプットさせる(MX-1の構造による問題でWASAPIで入力された音はDAWに送られないのでもし相手の声のみ録音してサンプリングとかしたいならWASAPIで動くオーディオインターフェースを経由して5/6)
配信サイトの設定でMX-1(mix)をマイク、オーディオインターフェースとして設定する
使い方とかは動かせば分かる感じになっているので省略。応用例とかも自分で考えて欲しいです。自分で動かせないものは生配信で使うべきではないです。
基本的にはMX-1で外部エフェクターを使いたいときと似たような設定。
ちなみにねっとでゅえっとではこの特殊すぎるオーディオインターフェースを認識できないのでplug-in形式にするしかない
ちなみにねとらじでは音質をそこまで求めないのでASIOオーディオインターフェース使う人よりWDM、WASAPIのものを使う人が多いです。ASIOのを買ってもねとスケでいろいろなんとかなりますけど難しいので。。。よく使われてるのは某メーカーのPCマイクとかサウンドブラスターのオーディオインターフェースとか。サウンドブラスターは付属のソフトでモニタリングができるらしいです。
※WDMではなくWASAPIでした。XPでは動作不可能なのでWDMではないですね
WASAPI roland MX-1とか調べてもだめでした
WASAPIのの方が新しいんですよねみんな間違える
(早く実家暮らしやめて普通にねとらじしたい実家暮らしやめたらねとらじとかする暇なさそうじゃあ物置)
abletonのメモ1
更新でどんどん増やす予定
間違った情報もあるかもしれないので自分でも試してみてください
1.ミキサーセクション
◯アームは排他にできるけどキューは排他にできない
・DJ用コントローラと違ってトラック数多いからabcdみたいな切り替えの方が不便っていう考え方からなのか(?)
・真ん中でカチッと止まるタイプのつまみMIDIコンで最大abcdeまでキュー切り替えスイッチみたいのができるがトラック数の限界あるので不便(10トラック制限とかならabcde×2とかでもいけそう)
・キューで聴きたいのはフェーダーがゼロのときのドライな音だけなので普通に我慢してキュー専用トラック作ってフェーダーにミュートをアサイン
2.MIDI
◯MIDIはクソ、頼るな
・128でなんでもかんでも表すなんて不可能
・頑張って128で表せるようにする
・無理ならハードウェアを使う無理やりでもアウトプットインプット確保する
・ableton上のつまみ、フェーダー、一箇所に二つ以上マッピングできない、マクロにマッピングした部分にはマッピングできない、m4lデバイスへのマッピングもひとつまで
・二つ以上にマッピングできるようにするm4lデバイスは多分現在無し
・ableton上でMIDI情報は「◯◯という機材の△△ch、◻︎◻︎」という風に表される、直接USBでパソコンにつないだ場合とMIDIインターフェースなどを通した場合ではマッピングを変える必要がある
3.PC関連
○最優先で内蔵SSD
・5400回転のHDDだとロードがちょっと長いのでその時間待ちでゲームを始めてしまい…
・違いが出るのは多分同時発音数
・Drum rackとかで64 padを使った演奏
をしたい人は外付けでもSSDを買った方がいい
○VSTプラグインのマルチアウト vs コントロールサーフェスからのコントロール
・Ez Drummer、KONTAKT、Omnisphereなどマルチアウトに対応しているプラグインはExternal instrumentを使ってパラアウトできる
・一応パラアウトできるけどコントロールサーフェスからコントロールするときに階層が多くなってしまう
・それが嫌ならいくつかプラグインを立ち上げる(簡単だけど無駄が多い)
・Externalの前にコントロールチェンジを送ることができるm4lを使ってプラグイン側でマッピングする(不安定、できないかも)
abletonとmidi周り2
「abletonを中心としたliveセットを作ろるためにMX-1の問題を解決しよう」
とりあえず、いろいろやってみて分かったこと。
◯AIRA linkはPCを経由しないと無理
MX-1が来てついにハードの時代が来たと思った人には残念なお知らせ。
MX-1から他の機器にアクセスしてるわけではなく、PCから直接他の機器に繋いでるみたいですね。
◯externalモード、abletonモードは工夫が必要
DAWと組み合わせることで強さを持つというEXTERNAL MIXINGモードと、その発展系として追加されたAbleton Liveモード。
説明書の通りそのまま使うと残念なことが一つ。トラック一つごと、MX-1に出力させるとsendトラックが残念なことになるんですよね。。。どうにか工夫しないと使いづらくなってしまうのでliveセット作るときに工夫しておかないと不便。
改善案として例えば、どうせまとめてエフェクトかけると割り切ってアウトプットをまとめてPCに送ってしまうとか。使わなくなったフェーダーとかボタンをabletonにアサインしたりして、メトロノームとかCueを聴くためにCueのアウトプットをUSB4に送ってミュートしてCueを聴きたいときだけselectボタンを押したりとかもいっしょにするといいかも。。。(アプデでパソコンのCue聴けるようにならないんかな)
MX-1つらい
あと、アナログのインプットが少ないと思ったら、AIRAモジュラーを使ったりオーディオインターフェースをデジタルに繋げたりリミッターちゃんとかけたならReturnのとこにも繋げられるから、結構インプット増やせるよ。課金つらい
ということで僕はPCとMX-1をUSBで直接繋いでMX-1はexternalモードってことになりそうです。AIRA以外のmidi機器とはMX-1からiConnectで、syncのhostはabletonにするかMX-1にするか悩み中。
次回はabletonとiPhoneのmidi周りについて、もしくはableton m4l midiエフェクトの勉強のどちらかになりそう。